突然、無性に人恋しくなる。
誰かに必要とされたくなる。
普段は何とも思わない夜も、なぜか寂しい。なぜだろう。1人の夜は慣れているのに…。
大丈夫だよって言ってほしい。何も言わず、手をつないでほしい。人に求められたくて、求めたい。
なんとなくだけど、心許ない時間が忘れた頃にやってくる。
自分が求める相手は誰?
思い浮かんだ相手は、誰だろう。
好きな人?元カレ?家族?友だち?
たまーに、ほんのたまーにだけれども、そんな日がある。
寂しいが故なのか、人間の本能なのか…。『誰かー!!!』っと求めたい時がある。
ここ一ヶ月で、随分と昔にご飯を食べに行ったことのある男性からメールが次々と届いた。
何年ぶりのメール。他愛のない会話を交わして、それじゃぁまた…っとメールが終わる。
特に意味なんてないし、お互いに優しさを持ち合わせて会話をしている。
ご飯に行くわけでもなく、少しの時間を共有してお互いの存在を確かめている…そんな感覚。
男性でも女性でも寂しい時があるのだ。
メールを通じて人との優しさと思いやりと言う名の愛?や繋がりを求めて。
それ以上でもそれ以下でもなく、お互いの心の中にある想いを重ねていた。
きっとまた、忘れた頃に連絡を取り合うのかな。それが自然な感情の流れなのだろう。
その気持ちに名前も、関係性もないけれど、『繋がり』を求める気持ちの表れなのかもしれない。
「誰かに求められたい」というのは、人間の基本的な欲求の一つである。
求める度合いが違えど、恋愛ではないにしろ、
友だちでも家族でも誰でも、人は人との繋がりを求め探している。
1人の生活も悪くない。けれど、寂しい時が必ず訪れる。
そんなとき、ふと肩を貸してくれる人がいて欲しい。たまには甘えたっていい。
理由なく連絡をしたっていい。自分の心に素直に耳を傾けみよう。
繋がりを辿る日があることも、ないときも。
怒涛のバレンタインが終わって、少し落ち着いてきたこれからが自分磨きと出逢いのチャンス。
冬ですっかり下がってしまった女子力を取り戻して、颯爽と春服をコートの下に忍ばせたい。
タイツとヒートテックを毎日着て、ボディメンテナンスが疎かになっている自分と向き合って!!!
春はすぐそこに。
恋は、いまここにある。